ECをやられている企業様で、複数モール展開をされている場合、必ずと言っても過言ではないほど必要なOMS(オーダーマネジメントシステム)。その中でも最も利用者数が多いであろうネクストエンジンが 2023年11月1日(水)より、利用料金を改定することを発表いたしました。
料金改定の、建前としては、2024年問題により物流クライシスの深刻化を懸念し、
小規模事業者や新規参入事業者の多くが事業の縮小や撤退を余儀なくされている背景があり、
ハミー社として、この問題を軽減すべく、小規模事業者や新規参入事業者向けに導入しやすい料金体系サービスを提供する必要があると考えてとのこと。
で、実際値上げなの?値下げなの? という部分が気になる方も多いと思います。
ネクストエンジンは、弊社クライアント様でも多く導入実績があるOMSとなり、この度調査いたしましたので、記事にさせていただきました。
まずは、価格表
◆改定後のご利用料金 <利用料金改定表>
(月額) | 現行利用料 | 改定後利用料 | |
基本料金 | 10,000円 (受注件数400件まで) | 3,000円 (受注件数200件まで) | |
受 注 件 数 | 201~400件 | ー | (新設) 35円 |
401~1,000件 | 25円 | 30円 | |
1,001~3,000件 | 20円 | 25円 | |
3,001~5,000件 | 15円 | 20円 | |
5,001~7,000件 | 10円 | 15円 | |
7,001~ (10,000件) | 5円 | 10円 | |
(新設) 10,001件~ | ー | 5円 |
この表だけでは、わかりずらいと思いますので、グラフにいたしました。
結果、値上げでもあり、値下げでもある というのが答えでした。
ネクストエンジンの建前通り、受注処理件数が400件以下の企業様に関しては、今までよりもお得に利用できるようです。
一方、400件以上の処理をしている企業様は値上げという結果、また処理件数が多い企業様ほど値上げの影響は大きいようです。
また、1件あたり平均するといくらくらいなのか?とい事が気になる企業様も多いのではないでしょうか。
その場合は以下を参考にしてください。
200件よりも少ない場合は固定費の影響が大きくなるため、特異値として見ていただけると良いかと思います。
平均価格でもやはり、400件がターニングポイントとなっているようです。
実際の新料金プラン適用後のご利用料金については、ネクストエンジンのオフィシャルページでシミュレーションいただけますので、気になる方はそちらもご確認ください。
https://next-engine.net/ne-news/notice20230516/
また、弊社では、ネクストエンジンに限らず、OMSの導入、乗り換え等対応しておりますので、
必要の際は気兼ねなくお問い合わせください。