弊社サイトはPHPから脱却いたしました。
皆様、こんにちは。
先日、PHPに重大な脆弱性が見つかり、高市首相がご自身のXで修正プログラムの速やかな適用を呼びかけられたことは、記憶に新しいのではないでしょうか。首相が特定のソフトウェアについて直接呼びかけるのは異例のことで、Web業界はかなり注目を集めたように思います。
弊社としても、自社サイトの作りを改めて見直すきっかけとなり、結果的に良い機会だったと感じている次第です。
さて、何を隠そう、弊社サイトもWordPressで動いておりまして、今回PHPのバージョンアップ対応が必要な会社のひとつでした。
ただ、以前から思っていたのですが……「もうWordPressじゃなくてもいいな」ということですね。
そこで弊社では、サイトを Astro(アストロ)+Cloudflare(クラウドフレア) の構成に乗せ換えました。
■そもそも、何が違うのか
これまで(WordPress)
閲覧者がページを開くたびに、サーバー上でPHPのプログラムが動き、データベースから記事を取り出してページを組み立てていました。いわば「注文が入ってから、毎回料理を作る」方式です。
便利な反面、サーバー上で常にプログラムが動いているため、今回のようにPHPやWordPress本体、プラグインに脆弱性が見つかるたびに、急いで更新する必要があります。
これから(Astro+Cloudflare)
- Astro:サイトを作るための道具(フレームワーク)です。公開する前に、すべてのページを完成済みのHTMLとして書き出しておきます。
- Cloudflare:書き出したページを、世界中にあるサーバーから配信するサービスです。
こちらは「作り置きした料理を、全国の店舗からすぐにお出しする」方式です。公開後のサーバー上ではPHPもデータベースも動いていません。
■乗せ換えて良かったこと
1. 狙われる場所がほとんどなくなった PHPもデータベースも使っていないため、今回のような脆弱性の影響を受けません。「今夜中にパッチを当てないと……」と慌てることもなくなりました。
2. 表示が速くなった 完成済みのページを、閲覧者に近いサーバーから届けるので、ページの表示がぐっと速くなりました。画像も最適化し、サイト全体の画像の容量は約9MBから約1.4MBまで小さくなっています。
3. 保守の手間が減った WordPress本体やテーマ、プラグインの更新作業が不要になりました。
4. 運用コストを抑えられる 弊社程度の規模のサイトであれば、Cloudflareの無料プランの範囲で公開できます。
もちろん、管理画面からいつでも記事を書けるWordPressの手軽さには良さもあります。更新の頻度や体制によって、向き不向きがありますので、そのあたりも含めてご相談いただければと思います。
■PHPからの脱却に興味のある方へ
「うちのサイトも、まだWordPressのままで不安…」 「更新はたまにしかしないのに、毎回のアップデート対応が負担になっている」
そんなお悩みがありましたら、お気軽にお問い合わせください。弊社自身が実際に移行した経験をもとに、御社に合った形をご提案させていただきます。
